テーマ

連載

ひとつの問いを、何回かにわたって追いかける。前の回で得た手がかりが、次の回では新しい疑問につながっていく。哲学・数学・科学を行き来しながら、少しずつ考えを積み重ねる読みものです。ひとつのテーマに付き合ううちに、はじめには見えなかった景色が現れる。その変化も楽しみながら、問いの続きをたどっていきます。

「存在しない」を考える

「丸い四角形」について、僕たちは何を話しているのか|「存在しない」を考える〈第2回〉

丸くて四角いクッキーの型。注文は書けるが、型は作れない。それでも「その型は丸い」と言ってよいのか。マイノングとラッセルを手掛かりに考えると、存在しないものの扱い方で、語れる性質も、認められる推論も変わる。連載「存在しない」を考える、第2回。

「存在しない」を考える

「存在しない」には、三つの違いがある|「存在しない」を考える〈第1回〉

丸い四角形、充電しなくても電池が減らないスマホ、シャーロック・ホームズ。どれも存在しないが、「ない」の事情はそれぞれ違う。しかも僕たちは、ないはずのものを分類し、語り合える。「ない」とは何なのだろう。連載「存在しない」を考える、第1回。